違う土地に行って、慣れない気候、食べ物、ハードなスケジュールなどから体調を崩すことがあります。上海などの大都市は病院の設備もしっかりしていますが、ちょっと郊外へ足を伸ばすと中国語しか通じない病院しかないところもありますので、注意が必要!滞在中は、十分な睡眠と休養をとり、体調を整えておくことが大事です。
注意したい病気
■風邪 (中国語: 感冒(がんまお))
上海の気候は日本に似ていますが、日中の温度差が大きいので、衣服には気をつけたほうがいいでしょう。また冬は空気が乾燥しているので、のどを痛めることがあります。滞在中は、水分を十分にとり、果物などでビタミンを補充することを心がけたほうがいいでしょう。
■下痢 (中国語: 拉(ら)肚(どぅー)子(ず))
中国滞在中に、油分の多い中華料理と、硬水の水が原因でお腹を壊すことがよくあります。生水を避け、油分を流す作用のある中国茶を適度に飲むことも大事です。また露天で売っている果物は、切り身ではなく、皮付きのものを購入し、自分で剥いて食べるほうが安心です。中国では果物が安く売られているので、ビタミン補充には最適です!万が一、下痢がひどくなった場合は、早めにホテルのスタッフに相談し、医師に診てもらいましょう。
■日射病 (中国語: 中(じょん)暑(しゅー))
長時間 炎天下で過ごすと、日射病にかかりやすく、発熱やめまい、頭痛などの症状が発生します。特に夏場の上海は30度を超えることもしばしばですので、できれば帽子や日傘で直射日光から身を守り、十分に水分を補給し、休養をとることが必要です。
病気にかかったら
滞在中に体調を崩す、ケガをした場合は、早めに医師に診てもらいましょう。日本人・外国人専用の病院や、日本語・英語を話せる医師が増えているので、上海などの大都市では安心です。治療費は日本に比べて割高となります。外国人用の病院の場合、初診料は中国人の10倍(最低100元)くらいで、前払いが一般的。海外旅行保険に加入していれば、病院が保険会社に直接請求してくれることも多いので、旅行保険証を確認してくださいね。病院に行く際は、必ずパスポートとあれば保険証を忘れないように!
■(軽度の病気・ケガ) 保険に加入している場合
保険会社に連絡→保険会社指定の病院へ→治療→病院が保険会社に直接請求→終了
■(重度の病気・ケガ及び緊急時) 保険に加入している場合
病院へ→治療→治療費を立て替え→必要書類を揃える(診断書・領収書など)→帰国後に保険会社へ請求→終了
■(病気・ケガ及び緊急時) 保険に加入していない場合
病院へ→治療→治療費を支払う(金額が大きい場合があるので注意!)→終了
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